夏の車移動で気になるのが、赤ちゃんのチャイルドシートの暑さ。
我が家ではサイベックスのトラベルシステム「Cloud T」を使っていますが、夏場はチャイルドシートに乗せたときの背中の蒸れや汗が気になる場面がありました。
そこで今回は、我が家で使っているエアラブとニトリの冷感カバーを使って、実際にチャイルドシートまわりの温度を比較してみました。
結論からいうと、エアラブは温度を劇的に下げるアイテムというより、背中の熱こもりを防ぐアイテムだと感じました。
さらにニトリの冷感カバーを組み合わせると、エアラブの風がカバー内に通ることで、よりひんやり感が増して快適そうでした。
・赤ちゃんのチャイルドシートが暑くなりやすい理由
・エアラブあり/なしでどれくらい温度が違うか
・エアラブ+ニトリ冷感カバーの実測結果
・実際に使って感じたメリット・デメリット
・ニトリ冷感カバーは買うべきか
Cloud Tへのエアラブの取り付け方や、実際に使ったレビューは別記事でも詳しく紹介しています。
チャイルドシートはなぜ暑くなる?
赤ちゃんは大人より体温が高く汗をかきやすい
赤ちゃんは大人よりも体温が高く、汗をかきやすいです。
特に夏の車移動では、エアコンをつけていても、チャイルドシートに接している背中や頭まわりに熱がこもりやすくなります。
実際に我が家でもエアラブ導入前は、チャイルドシートから降ろしたときに背中がじんわり熱くなっていたり、頭に汗をかいていたりすることがありました。
背中が密着する構造だから熱がこもる
チャイルドシートは安全のため、赤ちゃんの体をしっかり支える構造になっています。
その分、背中や頭まわりがシートに密着しやすく、空気が逃げにくいです。
つまり、チャイルドシートが暑いのはサイベックスだけの問題ではなく、チャイルドシート全般に起こりやすい悩みだと思います。
夏の車内はエアコンをつける前は想像以上に高温
今回の検証では、エアコンを入れた状態で比較していますが、そもそも夏の車内はエアコンをつける前がかなり高温になります。
我が家の車はテスラ Model Yで、上部がガラスルーフになっています。
開放感がある一方で、サンシェードやサンガードをしないと夏場はかなり熱がこもり、外気以上の高温となりエアコンを入れる前は車内が50度近くになっていることもあります。
そのため、赤ちゃんを乗せる前には、必ず車内をしっかり冷やしてから乗せるようにしています。
今回の検証方法
検証条件
今回の検証条件は以下の通りです。
・使用チャイルドシート:サイベックス Cloud T(トラベルシステム)
・エアラブモデル:エアラブ4+オレオ
・外気温:28度
・エアコン設定:22度
・温度計:デジタル温度計
・エアラブ風量:MAX
・赤ちゃん:乗せずに比較
エアラブは普段、風量レベル2で使用していますが、今回は比較しやすいように、エアラブの風量はMAXで測定しました。

また赤ちゃんを乗せると温度計を触ってしまい、体温や動きによって測定値にブレが出たため、今回は赤ちゃんを乗せずに比較しました。
そのため、今回の数値は「実際に赤ちゃんが乗ったときの体感温度」ではなく、あくまで同じ条件で3パターンを比べた参考値として見ていただければと思います。
比較した3パターン
今回比較したのは、以下の3パターンです。
1つ目は、何も付けない状態。
2つ目は、エアラブのみを装着した状態。
3つ目は、エアラブにニトリの冷感カバーを組み合わせた状態です。
実測結果|温度差は大きくないが体感はかなり違った
測定結果一覧
今回の測定結果は以下の通りです。
| 条件 | 測定温度 | 感じたこと |
|---|---|---|
| 何もなし | 24.3度 | 風がないため、背中が密着すると熱がこもり更に温度が上がりそう |
| エアラブのみ | 23.9度 | 温度差は小さいが、空気が動くことで背中の蒸れ対策になる |
| エアラブ+ニトリ冷感カバー | 23.6度 | 一番低い数値。カバー内に風が通ってひんやり感が増す |
数値だけを見ると、何もなしとエアラブ+ニトリ冷感カバーの差は約0.7度です。
まずこちらが何もなしの状態での状況。
赤ちゃんを乗せていない状態のため、そこまで暑さは見受けられませんが、赤ちゃんの背中と蒸れが起きることを考えると更に体感温度は上昇することが予想されます。

次は、エアラブのみの場合。
正直、温度だけで見ると「劇的に冷えた」とまでは言えません。
しかしエアラブ使用時は背中が蒸し暑くなることがないため実際に赤ちゃんが乗った際も気温と快適さが保持される印象です。

最後はエアラブ+ニトリ冷感カバーの結果。エアラブのみの計測時と同じ位置に温度計をおき、その上に冷感カバーをかけました。
エアラブのみの場合に比べて0.2度の差ですが、温度計を取り出すときにもひんやり感を感じ、数値以上の涼しさが感じられました。

実際に日々使用しているアイテムを測定して感じた点は、数値以上に快適レベルが上回っているということです。
なぜ温度差が小さいのに快適なの?
エアラブは、空気温度を大きく下げるアイテムではありません。
どちらかというと、背中にこもる熱や湿気を逃がして、風を循環させるアイテムだと感じています。
無風の24度と、風が通る24度では、体感がまったく違います。
チャイルドシートは赤ちゃんの背中が密着するため、風が通らないとどうしても蒸れやすいです。
エアラブを使うことで、背中側に空気の流れができるので、温度差以上に快適さを感じやすいのだと思います。
特にエアラブ+ニトリ冷感カバーの組み合わせは、冷感カバーの内側に風が通るため、こたつの中に風を送るようなイメージで、よりひんやり感がありました。
実際に使って感じた違い
背中は本当に熱くならない
一番効果を感じるのは、チャイルドシートから降ろしたときの背中です。
何も対策をしていないと、背中がじんわり熱くなっていることがあります。
一方で、エアラブを使っていると、背中が本当に熱くなっていません。
さらっとしていることが多く、夏の車移動でもかなり安心感があります。
頭部だけ汗をかくので効果を実感できる
我が家では、エアラブを使っていてもシートから頭部がはみ出した場合、頭部には汗をかいていることがあります。
一方で、エアラブの風が届く背中は熱くなっていません。
この違いがあるので、逆にエアラブの効果を実感しやすいです。
ただし、成長して背が高くなり、エアラブとチャイルドシートの頭部の位置が合わなくなると、頭まわりは暑そうに感じる可能性があります。
背中の暑さ対策としてはかなり優秀ですが、頭部の汗まで完全に防げるわけではない点は注意が必要です。
ハワイ旅行でもエアラブだけで快適だった
我が家では、生まれて最初の夏や、その年のハワイ旅行でもエアラブを使っていました。
そのときは、ニトリの冷感カバーは使わず、エアラブのみでした。
それでも暑さで不機嫌になることはほとんどなく、気持ちよさそうに過ごしていました。
今回ニトリの冷感カバーを追加したのは、どちらかというとUV対策が目的でした。
涼しさは副産物的に感じたメリットだったので、まず優先するならエアラブだけでも十分だと思います。
エアラブだけでも十分?
我が家の答えは、エアラブだけでも十分効果はある、です。
今回の実測では、エアラブのみで24.3度から23.9度と、温度差としては0.4度でした。
ただ、体感としては、風があるかないかで大きく違います。
特にチャイルドシートの背中は空気がこもりやすいため、エアラブで風を送るだけでもかなり快適そうでした。
実際、エアラブのみで過ごした夏やハワイ旅行でも、暑さによる不機嫌さはほとんどありませんでした。
そのため、夏のチャイルドシート暑さ対策として最初に買うなら、我が家はエアラブをおすすめします。
ニトリ冷感カバーは買うべき?
ニトリ冷感カバーのメリット
ニトリの冷感カバーは、今回かなり良かったです。
ただ、我が家が購入した主な目的は暑さ対策というより、UV対策でした。
ニトリの冷感カバーは、UV対策として98.6%カットできる点が魅力です。
車移動だけでなく、ベビーカーや抱っこ紐にも使えるので、日差しが強い時期のお出かけに便利です。
また、ムレを防ぐ吸水速乾機能があり、汗を素早く吸い取って乾かしてくれるため、ベタつきにくく、さらさらとした質感をキープしやすいです。
洗濯機で丸洗いできるのも助かります。
赤ちゃん用品はミルクの吐き戻しや寝汗で汚れやすいので、気軽に洗えるのはかなり大きなメリットです。
さらに、チャイルドシートだけでなく、ベビーカーや抱っこ紐にも使えるため、多用途に活躍します。
ニトリ冷感カバーのデメリット
一方で、ニトリ冷感カバー単体では、暑さ対策としては少し心許ないと感じました。
UVカット効果は期待できますが、真夏の暑さ対策として考えると、接触冷感だけでは限界があります。
接触冷感素材は、触れた瞬間に熱を奪う仕組みです。
ただ、外気温が高い炎天下で長時間使っていると、生地自体が温まってしまい、冷感が持続しにくくなります。
そのため、赤ちゃんの下からエアラブで風を送ることで、シート内に涼しい空気の循環を作れる組み合わせがかなり良いと感じました。
また、抱っこ紐やベビーカー、チャイルドシートの形状によっては、装着感に差が出る可能性があります。
首まわりや足まわりに伸縮ゴムが入っていて、クリップなどで留める仕様ですが、使うアイテムの厚みや形によっては、留めにくかったりフィット感が合わなかったりするかもしれません。
我が家では、ニトリ冷感カバーをエアラブ本体に装着しています。
エアラブ自体が薄いので、しっかり留めやすく、使いやすかったです。
我が家の結論
ニトリ冷感カバーは、単体で暑さ対策の主役にするというより、UV対策や汗対策としてかなり便利なアイテムだと思います。
暑さ対策としては、エアラブと組み合わせることで真価を発揮する印象です。
我が家では、
・まず背中の蒸れ対策としてエアラブ
・日差しやUV対策としてニトリ冷感カバー
・真夏の長距離移動ではエアラブ+ニトリ冷感カバー
という使い分けがちょうど良いと感じています。
エアラブだけでも十分効果を感じますが、日差しやUV対策もしたい場合は、冷感カバーとの組み合わせも便利です。
こんな人にはおすすめ
- 夏に車移動が多い家庭
- 保育園送迎、買い物、帰省、旅行などで夏に車移動が多い家庭には、エアラブはかなり相性が良いです。
- 特にチャイルドシートから降ろしたときに背中が熱くなっている場合は、一度検討する価値があると思います。
- 長距離ドライブや帰省を予定している家庭
- 短時間の移動なら、車内をしっかり冷やすだけでも何とかなる場合があります。
- ただ、長距離ドライブや帰省では、赤ちゃんがチャイルドシートに座っている時間が長くなります。
- 背中の蒸れや汗が気になる家庭には、エアラブがあると安心です。
- サイベックス Cloud Tなどトラベルシステムを使っている家庭
- 我が家では、サイベックス Cloud Tをトラベルシステムとして使っています。
- 車移動だけでなく、旅行先のレンタカーでも使えるので、暑さ対策アイテムとしてエアラブとの相性はかなり良いと感じています。
Cloud Tでのエアラブ装着感や、実際の使用感を詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
今回は車のチャイルドシート利用を中心に検証しました。
ただ、我が家は東京と長野の二拠点生活や、赤ちゃん連れの旅行も多いため、今後は新幹線や飛行機での暑さ対策もまとめていきたいと思っています。
夏の子連れ新幹線では、駅までの移動、ホームでの待ち時間、ベビーカー内の暑さなど、車とは違う悩みがあります。
赤ちゃん連れ新幹線の座席選びについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
今後、エアラブを新幹線や飛行機で使えるのかも、実体験ベースでレビューしていきます。
まとめ|チャイルドシートの暑さ対策はまずエアラブ、UV対策もするなら冷感カバー
今回は、サイベックス Cloud Tを使って、チャイルドシートの暑さ対策を実測比較してみました。
測定結果は以下の通りです。
・何もなし:24.3度
・エアラブのみ:23.9度
・エアラブ+ニトリ冷感カバー:23.6度
温度差だけを見ると大きな差ではありません。
ただ、エアラブは空気温度を劇的に下げるというより、背中の熱こもりや蒸れを防ぐアイテムです。
実際に使ってみると、背中が熱くなりにくく、夏の車移動でかなり安心感がありました。
ニトリ冷感カバーは、単体で真夏の暑さ対策を完結させるというより、UV対策や汗対策として優秀です。
エアラブと組み合わせることで、冷感カバーの内側に風が通り、より快適そうに感じました。
我が家の結論としては、
・まず買うならエアラブ
・UV対策もしたいならニトリ冷感カバーを追加
・真夏の長距離移動ならエアラブ+冷感カバーが安心
です。
夏のチャイルドシート移動で赤ちゃんの背中の汗や暑さが気になる方は、参考にしてみてください。
今回紹介した暑さ対策アイテムはこちらです。



